行雲流水

禅僧(禅宗のお坊さん)が綴る発想の種。旅は、私に大きな影響与えてくれました。 旅は、今の私を形作る糧となりました。 旅は、仏教徒として、禅僧として今を生きる私の大事な一部となりました。

巨大ショッピングセンター、ブルーウォーター:ヨーロッパ鉄道周遊の旅準備【旅の記録19】

 バスでカンタベリーからロンドンへ向かう途中、バスが立ち寄る場所がありました。その名はブルーウォーターf:id:zensoinspiration:20170626222337j:plain

 

ブルーウォーターでお買い物

ブルーウォーターという巨大なショッピングセンター。なんせ10年前の話ですからね。今もあるのかなと思い、調べてみました。ちゃんと今でもあるみたいです!

ウェブサイトhttps://bluewater.co.uk/

ロンドンとカンタベリーを往復する度に気になっていたブルウォーター。当時は知らなかったのですが、割とすごい所なんですね。117 ヘクタール (240 エーカー) の敷地を誇りますとサイトにも書いてます。東京ドーム25個分の広さです。びっくりです。写真じゃ伝わらないですよね……。

ここへはヨーロッパの旅に必要な小物入れを買いにきました。

 

ヨーロッパ周遊の準備

この頃から計画していたのが、ヨーロッパへのバックパッカー。ヨーロッパ周遊計画。でも私はどうしてもヨーロッパ、電車で巡りたかった。国をまたいで乗れる電車なんて、日本では絶対にありません。そこでヨーロッパ鉄道の旅に欠かせないのが……

ユーレイルパス

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ユーレイルパスとは、簡単に言えば、電車乗り放題のチケットです。このユーレイルパスも若者対するユース割引があります。対象年齢は12歳~27歳。今現在では正規の値段より20%割引です。

私が用意したのはグローバルパス(ユース)2NDclass 使用期間1ヶ月。これ一枚で1ヶ月間鉄道乗り放題。当時は521ユーロでした。

 当時のレートが1ユーロ=約165円でしたから85000円くらいですかね。今だと1ユーロ=123円だから64000円くらいですか。チケット自体の値段も変わっていると思います。現在の値段は以下のサイトで調べられます。 

www.raileurope-japan.com

 ユーレイルパスは日本の青春18切符とは違います。日本でいう青春18切符は鈍行のみ。ユーレイルパスは日本でいえば、新幹線まで乗り放題の優れものです。このユーレイルパスにもいくつか種類があります。

 

ユーレイルパスの種類
  • 通用日連続タイプ

こちらは使用期間中なら、乗り放題のタイプです。私が買ったのもこのタイプ。

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更にチケットの中から以下を選択します。

  1. 「周遊できる国とその数」 無制限~1か国
  2. 「有効期間」 最短15日間~最長3カ月
  3. 「車両のランク」 一等車(1st)\ 二等車(2nd)
  4. 「割引チケットの選択」 ユース \大人\シニア\セーバー

※ユース(12~27才割引),大人(正規),シニア(60歳以上割引),セーバー(2~5名のグループ割引 )

 私のチケットに使用方法が同封されていました。これを見て最初に思ったのは……

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 名前の記入例が「松浦亜弥」!

使い方は、最初に使用する駅の窓口でパスポートと一緒に提出します。①使用開始日と終了日、②パスポート番号 ③スタンプをしてもらって初めて有効になります。

 この手続きをしてなかったら罰金です。ちなみにヨーロッパの鉄道は日本のように改札がありません。全て電車内で行います。場合によっては車掌さんが来ないこともあります。でも違反した場合は、少しのミスであっても、許してくれませんので注意。 

 

  • フレキシータイプ

私が購入しなかったタイプ。 こちらは有効期間中に自由に乗車できる日を選べるタイプですね。こちらも連続タイプ同様、以下の選択をします。

  1. 「周遊できる国とその数」 無制限~1か国
  2. 「有効期間」 最短1ヶ月~最長2ヶ月
  3. 「乗車できる日数」5日~15日
  4. 「車両のランク」 一等車(1st)\ 二等車(2nd)
  5. 「割引チケットの選択」 ユース \大人\シニア\セーバー

連続タイプとの違いは、有効期間内にいつでも乗車可能ではない点です。有効期間内に乗車できる日数分の1日乗車券を買った感じです。つまり、自分で1日乗り放題にできる日を選ぶわけです。

 しかし、その使用方法に注意は注意が必要です。ちなみにこの説明書きも……

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名前の記入例が「長谷川京子」!

 使い方は、最初に使用する駅の窓口でパスポートと一緒に提出します。①使用開始日と終了日、②パスポート番号 ③スタンプをしてもらって初めて有効になります。ここまでは一緒。注意が必要なのは以下の部分。

 それと自分で記入しないといけない部分があります。④乗車日毎にその日の日付を記入してください。(必ずボールペンで消えないもの)

これを忘れる人が多い。

 

凡ミスでも違反者には罰金

同じ車両に乗っていた人が、この乗車日当日の日付を書いてなかったんです。ちなみに車掌さんが見た時点で当日の乗車日が書かれていなかったら罰金。ちなみに誤記した場合、訂正できません。無効になってしまいます。必ず乗車前にボールペンで書きましょう。

 ちなみにドイツやフランス、スイスなどは鉄道運賃が高めなのでお得かもしれませんが、周る国によってその場でチケット買った方が安い場合もあります。割引使えたり。

 まぁ、鉄道に拘らなければ、ヨーロッパ周遊は飛行機の方が安いですよ。

その理由は長くなるので、またの機会に。


つづく……