禅僧インスピレーション

禅僧(禅宗のお坊さん)が綴る発想の種。仏教徒として、禅僧として今を生きる私の糧となった出来事などを綴っています。

MENU

火をつける :効率もいいけど、手間から学ぶことだってある

握力がなくても簡単に火がつけれて、なおかつ子供が火をつけにくいもの。何かいいものはないでしょうか……?

最近、ライターのスイッチが固くて仕方がない。握力の弱い人、特にご老人には使いづらいと困っている人も多い。子供のいたずら防止のため、固くされているライターのスイッチ。わざわざ、固くないのを探している人もいるそうですが、中々そういうライターを探すのも大変のようです。

何かいいものはないでしょうか……? 握力がない人でも簡単に火がつけれて、なおかつ子供が火をつけにくいもの。

ありました。

 「マッチ」

f:id:zensoinspiration:20170626201011p:plain

 ※商用OK!ビジネスに活用できる無料イラスト素材のビジソザより

 

最近はマッチが使えない子供も増えているようですね。

火をおこすのも、昔は火打ち石、薪を使って炊事。その頃と比べると今はボタン一つで便利。ガスの火をつけたことがないという子にも、この前会いました。まさにジェネレーションギャップ。世代間で見えているものは違うんだなぁ。

 

効率と手間

「効率」「安全」

それはそれでいい事、大切な事。しかし、同じく大切な事があります。

「手間」「危険性」

それらを覚えることも良い事、大切な事。

実際、暖炉の火をつけるのも、そうそう簡単なことではありません。

f:id:zensoinspiration:20170626201012j:plain

暖炉にマッチを入れて大きな木がすぐ燃えだすなんてことはありません。種火から燃えやすい木の破片、そして徐々にそれを大きな薪が燃えるようにと、小さな火から大きな火へとうまくやっていかないと暖炉もつけれません。

そういう手間から、火の恩寵を感じ、また怖さも知る良い機会になるのではないでしょうか。

要は効率も手間も、どちらかに偏ると、歪になっていってしまうのかもしれません。

広告を非表示にする